怒りがおさまらないとき
怒りがおさまらないときは、
いったん、その場から飛び出して、
ひとりになるといいよ。
そこで、
体から怒りのエネルギーが抜け出すように、
深呼吸をくり返して。
それから、
自分の体にひたすら詫びよう。
ごめんね。ものすごく不健康な状態にして・・・
ごめんね。
いちばんいやなことして・・・
少し気分が落ち着いたら、
二度と自分を見失わないように、
これ以上、自分を傷つけないように、
どういう態度をとるべきかを、
必死になって考えよう。
もしも、
自分が体験している人生のドラマを、
空のかなたから見守る存在があったら・・・
その温かいまなざしより
気にかけるべき”人の目”が
あるだろうか。
人の目を気にして、
心を偽ったり、背伸びをしたりすると、
自分を見失うよ。
文 作家・心理カウンセラー宇佐美百合子