孤独でさみしいとき
まわりには人がいて、
話し声が聞こえているのに、
ひとりぼっちという気がする。
心と心を通い合わせることの
むずかしさと、愛おしさが交錯して、
心がヒリヒリする。
さみしいのは、
きっと、わたしだけじゃない。
心の奥底で、
みんな孤独を味わっている・・・
もしかしたら、
ひとつになれないもどかしさが、
真剣に人を求め、
愛そうとする心を育てるのかもしれない・・・
不安は、
消そうと思えば思うほど大きくなるから、
そういうときは、
不安にとり合わないで
自分に命令する。
「自分が出演する”不安物語”の続きを考えない!」
文 作家・心理カウンセラー宇佐美百合子