無知

「自分は悪くない」って、

虚勢を張って歩いてきた。

 

ふり返ってみれば、

 

「それは、すみませんでした」

と頭をさげても、

 

「だったら、お先にどうぞ」

とゆずっても、

 

どうということはなかったのに・・・

 

自分が大きくなれるチャンスを、

どっさり、つぶしてきた

 

ワカゲノイタリ。

 

 

文 作家・心理カウンセラー宇佐美百合子